独力して株式会社化した当時、TSUTAYA TVが眩しくて、羨ましくて仕方なかった。
動画事業をやりながらも、金も知名度も無く一からブランドイメージを作っている自分にとって、
国内でイチ早く動画プラットフォームに着手し、既にエンタメ事業におけるブランド力もあり、メジャーな映像の版権取得・自社でコンテンツ作りを行うのに十分なキャッシュを持つ同事業は、無限の可能性に満ちているように見えたからだ。
その後、株主と色々あって(笑)立ち上げた会社を辞任した私は、縁あってTSUTAYA TVを始めとしたネット事業を行うCCCの事業会社、T-MEDIAホールディングスに入社する事になった。
色々な可能性にワクワクとした。
だが、親会社は同事業を拡大する方向には行かなかった。
T-MEDIAホールディングスもTSUTAYAに吸収され、私もそこで3年間キャリアを積んだ。
親会社には親会社の思惑があっての戦略だったと思うので、批判する気は全く無い。
ただただ残念。。それ以外無い。ただ残念。。
あの眩しくて、無限の可能性に満ちているように見えたTSUTAYA TVが、とうとう終わるのか。。
T-MEDIAホールディングスで、櫻井さん始め、ベンチャースピリット溢れる優秀なスタッフと、池尻大橋で過ごした1年弱の期間は、今も私の中でキラキラと輝いている。
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