ガイアックスってご存知でしょうか?

今あるネット系ベンチャーではありません。

かつて、アルコール系の車の燃料を国内で販売した会社です。
2000年前後だったかな?

ガソリンではないのでガソリン税がかからず、軽油並みの値段。
アルコールなので排気がクリーンでハイオク並みのオクタン価、といいことづくめ。

景気が影を落としている時代だったので、あちらこちらにガイアックスのスタンドが出来ました。

ちなみに、レース車両でもアルコール系燃料は使われているので、決して誇大広告ではありませんし、車に害なんかありません。




・・・だが、石油業界と、低燃費車両をこれから販売していきたい自動車業界と、税収が減ることを恐れる国の既得権益に潰されてしまいました。


でっち上げというやつです。


何も知らないネット住民からは、害アックスなんて言われたりもしました。

あっという間に、スタンドが潰れて行きました。


原油生産国に頼らないという、イノベーションを起こす事が出来たのに、、、アホですよね。。
当時車好きだった自分は怒りに震えたもんです。


ふと思い出したから何の気なしに書いたのですが、きっとガラパゴス化って、こうやって起きるんですよね。


あれが無ければ、もしかしたら自動車業界がネット業界からの参入を恐れる事は無かったかも知れない。

日本の格闘技界も、いつまでも村社会では無く、開かれた業界であって欲しい。


ちょっと調べてみたら、こんな流れにつながっているみたいです。
日本は自分の首を締めたんですね。